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変形性膝関節症の新治療になるのか?幹細胞で膝関節の軟骨が再生  まつクリ院長通信 No.232


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変形性膝関節症の新治療になるのか?幹細胞で膝関節の軟骨が再生

― 東京医科歯科大学で10人を治療 ―  Clinical orthopaedics and related research
変形性膝関節症などで起こる、膝関節の軟骨欠損に対する新しい治療として、「滑膜間質幹細胞」を東京医科歯科大学の研究班が開発しました。10人の患者に治療が行われ、画像、組織検査、機能・症状のスコアに改善が見られたことが報告されましたので紹介します。

膝に症状がある人10人を治療、3年追跡

膝の軟骨の異常のため症状がある10人が対象、3年以上追跡しMRIの画像、治療後の関節鏡検査、生検の結果を分析しました。

結果

治療から次の結果が得られました。MRIの画像、治療後の関節鏡検査、生検(組織を取り出す検査)で改善の様子が見られ、症状などの総合評価であるLysholmスコアにも改善がありました。研究班はこの結果をふまえて「この治療の有効性を結論として示すには比較研究が必要である」と述べています。

院長よりメッセージ

今後は「再生医療」がメジャーになりそうです。
再生医療は、これまで有効な治療法のなかった疾患の治療ができるようになり、非常に注目されています。
ただし、新しい医療であることから、安全性を確保しつつ迅速に提供する必要がありますね。
当院でも近い将来、取り入れていく予定です。期待してお待ちください♪

医事課からあなたへ

まだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
もうすぐ節分ですね。今回は節分についてお話したいと思います。

もともと豆まきは大晦日に行っていた?

現在の節分は2月3日のみですが、もともと節分とは季節の分かれ目を意味しており、立春(2月4日頃)・立夏(5月6日頃)・立秋(8月8日頃)・立冬(11月7日頃)というそれぞれの季節の始まる日の前日を指していました。

江戸時代は現在の新暦ではなく旧暦でした。
旧暦を新暦に換算すると、平均して34日のズレが生じます。
そのため、江戸時代には大晦日に行っていた豆まきが、明治時代以降に季節の境目前日の2月3日に移動したのです。

ここで旧暦と新暦についてご説明したいと思います。
旧暦(太陰太陽暦)とは、月の満ち欠けを基準としていますが季節とズレが生じないように太陽の動きも考慮に入れた暦です。
新月から新月は平均して29.5日間で、1年間が354日になります。太陽の動きを基準とする1年より11日短く、3年で約1ヶ月のズレが生じることになります。そうすると、実際の季節とだんだんズレてしまうので、約3年に1度「閏月」を設け、1年間を13ヶ月にして太陽の動きに合うように調整していました。

一方新暦(グレゴリオ暦)とは、地球が太陽の周りを回る周期を基準としています。地球が太陽の周りを1周回るのにかかる時間は、365.24219日です。そのため、1年間を365日とし、4年に1度366日(閏年)にして調整しています。

なぜ鬼に豆をぶつけるのか?

昔から、季節の変わり目や年の変わり目には邪気が入り込みやすいと考えられており、鬼退治は邪気を遠ざける儀式として行われていました。

なぜなのかという理由は諸説あります。そのうちの一つに、「は『魔を滅する』という語呂で邪気を祓う力が強いとされたという考えがあり、をまいて邪気を遠ざける儀式が鬼退治と結びついた」という説があります。
小さなですが、「魔を滅する」と聞くと力強さを感じますね。

【参考資料】
トキオ・ナレッジ『日本人のしきたりいろは図鑑』宝島社
『日本文化研究ブログ』http://jpnculture.net/kyuureki-shinreki/

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