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ピロリ菌と胃癌の関係 まつクリ院長通信 No.116 

重心動揺計をご存知でしょうか?
理学療法士があなたの重心をしらべ検査結果をもとに姿勢や歩行の改善を目指します!

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ピロリ菌と胃癌の関係

前回は胃の老化は萎縮性胃炎であり、ピロリ菌が大きく関わっていると紹介しました。今回はピロリ菌と胃癌の関係について紹介します。
1994年フランスのリオンにて、ピロリ菌は胃癌の確実な発がん要因であると報告されました。当時、日本ではあまり注目されませんでしたが、2001年に日本でピロリ菌感染者のみから胃癌が生じることが報告され、胃粘膜の萎縮が重要なリスク因子であることが証明されました。最近の方向では、ピロリ菌と関係のない胃癌は0.66%と報告され、ほとんどの胃癌がピロリ菌と関係があることが証明されています。

胃粘膜のアンチエイジング
胃粘膜のアンチエイジングはピロリ菌の除菌となります。では、実際に除菌によってどのくらいの胃癌を予防できるのでしょうか。実は除菌によって胃癌は約1/3にまで減少すると報告されています。胃癌の2/3は予防できるわけですから、除菌がいかに大切かおわかりになると思います。除菌により胃粘膜の炎症を消失させ、萎縮性胃炎も改善させることにより胃粘膜が若返り、胃がんの予防につながると考えられています。

院長よりメッセージ

現在、ピロリ菌は内視鏡検査のみならず、血液や尿による抗体検査、そして尿素呼気試験でも可能です。もしピロリ菌が見つかったら、早めにしっかり除菌しましょう!!

理学療法課よりあなたへ

自分の重心について知っていますか?

ふらつき・膝の痛み・体のバランス
このような症状が気になる方に

理学療法では検査の結果をもとに姿勢や歩行の改善を目指します。

Q1.どんな検査をするの?
A1.その場に10秒ほど立つだけで、重心の位置を測ります。
また、歩くだけで歩行のくせを調べます。

Q2.検査結果はその場で教えてもらえるの?
A2.測定後、検査結果を説明致します。
下の写真は検査の様子とその結果です。

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ご希望の方は診察にてお申し付けください。