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歯周炎は心筋梗塞のリスクを上げる?
-1,610人を検証 Circulation
細菌感染により歯の周囲に炎症が起きる歯周炎。この状態が続くと、心筋梗塞等の原因になる可能性があると言われています。今回、スウェーデンの研究チームが歯周炎と心筋梗塞の関連を検証したので紹介します。
◆75歳未満の805人が対象
研究チームは、はじめて心筋梗塞になった人805人と心筋梗塞の経験がない人805人を対象に、パノラマX線検査を含む歯科検査を行ない、歯周炎の頻度を調べました。統計解析により歯周炎と心筋梗塞の関連について検証しました。
◆歯周炎の人は心筋梗塞リスクが高かった
心筋梗塞になった人の43%に歯周炎があったことに対して、心筋梗塞がない人では33%で、心筋梗塞がある人のほうが多く歯周炎が見つかりました。計算上、喫煙習慣や糖尿病等の影響を考慮して調整した後でも、歯周炎がある人の心筋梗塞リスクは高いという結果でした
院長よりメッセージ
心筋梗塞や動脈硬化症の患者さんは口腔状態がよくない傾向があります。
歯周病をきちんと治療することは、身体の健康と深い関連があることが分かります。全身の健康は口の中のケアから。いろんな意味で「口はわざわいのもと」とならないように、まずは毎食後の歯磨きから始めましょう♪