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睡眠と運動パフォーマンスとの関連
Cheri D. Mah et al. Sleep. 2011;34(7):943-950
健康の三大要素は「運動」「休養」「栄養」と言われています。
特に「休養」の中でも最も重要なのが睡眠です。
日々の生活活動のエネルギーの温存や疲労からの回復に必要不可欠です。
■睡眠とパフォーマンス
睡眠と運動は相互に影響を与え合うことが知られており、睡眠を制限するとパフォーマンスが落ちるとの分析結果が出ています。
そんな中で、Mahらが睡眠と運動パフォーマンスとの関連について報告しているので紹介します。
■睡眠時間を延長させると練習・試合での心身状態をすべて向上!
バスケット選手に対して、1か月半ほど強制的に毎日10時間眠るように指示し、競技力の変化を考察しました。
その結果、282フィートダッシュのタイムが0.7秒短縮され、シュートやフリースローの決定率は約1割アップ。
興味深い事に、282フィートダッシュのスプリントタイムの変化は、睡眠の延長した45日間の中で日を追うごとにタイムが早くなっていました。
つまり睡眠の延長によって本来持っている能力が十分に発揮され、競技力が向上した可能性があります。
院長よりメッセージ
睡眠の質と量の充実がパフォーマンスのみならず、やる気、集中力、状況判断能力を向上させ、緊張や疲労の軽減に寄与する事が明らかになっています。
私たちもしっかり睡眠を確保したいですね♪