当院のインソール(靴の中に敷く足裏に接する部分の敷物のことです)は
他の足底板と違い、細かい小さな歩きの癖も改善し、足から健康な体を作ります!
腰痛患者に対する、手術とリハビリには効果の差はなし?
―腰部脊柱管狭窄症患者169人を2年間追跡調査―
Annals of internal medicine
腰部脊柱管狭窄症とは脊柱管の一部が狭くなってしまい、神経が圧迫されることで腰や脚の痛みが出る病気です。
代表的な治療方法がなく、手術以外の治療法はエビデンスが不十分な状態でした。
今回、アメリカの研究チームが手術とリハビリテーションの治療後のQOL【生活の質】効果について報告したので紹介します。
◆腰部脊柱管狭窄症患者169人を2年間追跡調査
2000年から2007年にかけて脊柱管狭窄症患者169人を手術をする群とリハビリテーション(理学療法)をする群にランダムに振り分けて経過を追い、2年後に健康機能(SF-36)測定し、両群を比較しました。
◆治療効果に差はなし
治療を行い、2年経過した後の健康機能の平均点は、手術群で22.4、理学療法を行った群で19.2であり、両群に差は見られませんでした。
研究チームは
「今回の研究では脊柱管狭窄症患者に対する除圧術とリハビリテーションにQOLの結果に差がないことが示され、今後患者と医療者はこの結果を踏まえ治療法を検討する必要がある」
と述べています。
院長よりメッセージ
今回の研究結果は脊柱管狭窄症の治療を選択する上で重要な指針となるかもしれませんね。
治療法の決定には専門の先生と相談し、慎重に決定していきましょう!
医事課からお知らせ
休診日は日曜・祝日です。
4月10日より、今まで特別外来で診察をしていた澁澤一行医師が入職致します。
澁澤医師は、特に手の外科 (肩、手関節、手指など)と骨折などの外傷を専門としています。
通常外来は2診体制になりますが、曜日によって異なる場合もありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
何か不明な点がございましたらスタッフまでお尋ね下さい。