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痛風放置は危険!尿酸を下げる治療をしない人では死亡率が高かった
―台湾4万人のコホート研究― The Journal of rheumatology
■血液中に含まれる尿酸が、体内で結晶化して固まることで炎症を引き起こす痛風は、心筋梗塞などの心血管疾患や、腎障害とも関係があると考えられています。
台湾の研究チームが、尿酸を下げる治療を受けない場合に死亡率が高くなると報告したので紹介します。
◆台湾4万人を6.5年間追跡
台湾で約4万人の対象者を6.5年間追跡し、尿酸を下げる治療によって心血管疾患による死亡およびほかの死因による死亡に違いがあるかを統計解析しました。
◆痛風があると死亡率増、尿酸を下げないと死亡率増
痛風がある人は、ない人に比べて死亡率が高く、痛風の未治療の人の死亡率が、治療を受けていた人に比べて心血管疾患による死亡、すべての死因による死亡について高くなりました。
院長よりメッセージ
痛風が長期間治療されなかった背景にほかの原因も考えられます。
そのため、死亡率を高くしていた可能性がありますね。
それでも痛風の未治療が死亡率を上げるという危険な状態の指標になっていると言えます。
多量の飲酒は痛風発作の要因の一つと考えられています。
これからビールが美味しい季節です。ほどほどにしないといけないですね。
まつクリでも痛風の治療は行っています。
健康診断などで尿酸値が高く痛風を指摘されている方は、しっかり治療を受けましょう♪
医事課からあなたへ
5月に入り、すっかり暖かくなりましたね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
さて、今週末は母の日です。
日頃の感謝を伝え、カーネーションを贈る習慣が定着していますね。
今回はその由来などをご紹介していきたいと思います。
【なぜカーネーションなのか?】
20世紀初頭のアメリカの話です。
アン・ジャービスという女性がいました。
アンは、かつてアメリカの南北戦争で負傷兵のケアを行っていましたが、1905年に亡くなってしまいます。
アンが亡くなった2年後の1907年に、娘のアンナは亡き母親を追悼する会を教会で行い、母親の好きだった白いカーネーションを参列者に配りました。
それから、母親が健在であれば「赤いカーネーション」、亡くなっていれば「白いカーネーション」を送る流れができました。
ですが、赤と白という区別を生んでしまうなどの理由から、赤いカーネーションが一般化しました。
【カーネーションの花言葉】
・共通の花言葉:無垢で深い愛
・赤:母への愛、熱烈な愛
・ピンク:美しいしぐさ、感謝
・白:尊敬、亡き母を偲ぶ、私の愛は生きている
・黄色:軽蔑、嫉妬
・紫:誇り、気品
花の色によっても意味が違うのですね。花言葉を考えながら選ぶのも楽しそうです。
続いて、今月の休診のご案内です。
5月20日(土)は午後休診になります。
よろしくお願いいたします。