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2017年10月オープン予定!
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中年で肥満の人は、アルツハイマー病の発症が早い?
-1,394人のデータ分析による検証- Molecular psychiatry
アルツハイマー病は、記憶や思考が徐々に障害されていく病気で、この病気を完全に治したり予防したりすることは困難です。
今回、研究グループは、アルツハイマー病になる年齢を早める要因として肥満の影響を調べた報告を紹介します。
■13.9年にわたり1,394人のデータを分析
研究グループは、肥満度指数(BMI、体重÷身長の2乗)とアルツハイマー病の発症年齢、重症度などを調べることを目的に、13.9年にわたる追跡調査により、調査開始時には認知機能が正常だった1,394人のデータを分析しました。
■太ると早くアルツハイマー病になる?
1,394人中142人がアルツハイマー病を発症しました。
50歳時点のBMIが1増加するごとに、アルツハイマー病の発症が6.7ヵ月早いという関連が示されました。
研究グループは結論として、中年で肥満の方はアルツハイマー病の発症が早く、アルツハイマー病における神経病理学所見検査や診察から分かる情報が、今まで以上に重度に」と述べています。
★院長よりメッセージ
必ずしも肥満がアルツハイマー病の原因とは断定できませんが、肥満を予防することで、予防が困難とされていたアルツハイマー病の発症を遅らせることができるかどうかという視点が示されました。
アルツハイマー病の予防について、さらなる研究が期待されます。中年の肥満は要注意ですね♪