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高齢者におけるビタミンD不足と筋骨格系機能
Vitamin D Deficiency and Musculoskeletal Function in the Elderly Cristina et.al
ビタミンDは骨粗鬆症の治療においてとても重要です。
特にビタミンD3は骨量の維持にも影響を及ぼすとされています。
今回、バランスや転倒リスクなどを含めた筋骨格系に対するビタミンDの新たな影響を示唆する研究結果を紹介します。
ビタミンDと筋との関係
重度のビタミンD欠乏症の患者さんでは、骨格筋の病的変性や重度の筋痛、筋力低下が報告されてきました。
最近では、臨床的にもビタミンDの不足を補う事で筋力が回復することが報告されています。
転倒について
加齢に伴う筋量の大きな減少は、転倒リスクの増加に関連して、高齢者における転倒エピソードの高い発生率をもたらしています。
75歳以上の32%が毎年1回は転倒を経験し、それらの6%が骨折につながると報告されています。
筋力、バランス、転倒発生率に対するビタミンDの効果
ビタミンDをさまざまな人口集団に対して実施した研究の大多数で、筋力、バランス、転倒発生率に対するプラスの効果が明らかになっています。
院長よりメッセージ
ビタミンDが多く含まれる食品は魚類やきのこです。
魚はカルシウムも多いので骨の健康のためにもおススメです☺