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9月27日(日)第3回公開講座(オンライン)開催しました!まつクリ院長通信 No.350


【当院では新しい再生医療がスタートしました!】 
脂肪由来幹細胞治療
皮下脂肪組織から採取した幹細胞を利用した治療法です。抗炎症作用と組織修復作用効果があると
されており、多くの可能性を秘めた治療法です。




9月27日(日)第3回公開講座(オンライン)開催しました!

「医療」「スポーツ」「食」を融合させて「健康寿命の延伸」「社会貢献」することをビジョンとする健康スポーツ研究会主催による第3回公開講座を開催致しました。
今回は、コロナ禍で開催も危ぶまれましたが、無事にオンラインで開催することができました。

第1部 「膝疾患における再生医療」 
まつだ整形外科クリニック 院長 松田芳和

新しい治療法である「再生医療」特に自己血液を使用した治療法について講演させていただきました。
個人的・社会的な背景や、医学的な理由で手術ができない方にとって、膝治療の一つのオプションであること、効果は約70%程度であり、早期であればより高い効果が得られること、早期治療、予防が大切であることなどを話しました。

第2部「折れない心」
柔道家/東京2020聖火リレー公式アンバサダー 野村忠宏 氏

現役時代に柔道男子60kg級でアトランタオリンピック、シドニーオリンピック、アテネオリンピックで柔道史上初、また全競技を通じてアジア人初となるオリンピック3連覇の偉業を達成された野村忠宏氏を特別ゲストに招きました。
自分の柔道ができるまで、その過程で起こった挫折や後悔、そして恩師細川先生との出会いで気づかされたこと、どのようにして最強の柔道家野村忠宏が誕生したかを熱く熱く語っていただきました。

第3部 「医療」と「スポーツ」の対談 
野村忠宏氏 × 松田芳和

視聴者の皆さんからたくさんのご質問をいただきました。
その中で野村さんへ「心、気持ち、モチベーションの保ち方、調整の仕方」についての質問が多く、とても親身にお応えいただきました。
とても気さくな方で、柔道家としてだけではなく、人としても超一流でとても素敵な方でした♬

放射線科からあなたへ

こんにちは。今回は自然界に存在する放射線を紹介したいと思います。
~生きているだけで放射線を浴びている:自然放射線~
日常生活しているだけで私たちは放射線を浴びています。
その量は世界平均で約2.4mSv/年(mSvという単位は気にしないで下さい)です。


それでは、レントゲンを撮影するとどのくらい放射線を浴びるのでしょうか?
施設にもよりますが、胸部の撮影でおおよそ0.05mSv程度とされています。
また、東京からニューヨーク間を飛行機で往復すると0.11~0.16mSv程度放射線を浴びています。
このようにレントゲン撮影や放射線を扱った施設にいなくても日常の場面ごとに放射線を浴びる量が増えたりしています。

ちなみにですが、銀座の街は他の場所に比べてコンクリートや花崗岩(御影石)など放射線を出す物質を少し多めに持つ建材が多いため、わずかながら他の場所より放射線を浴びる量が多くなります。
身近に存在する放射線を医療に用いたのがレントゲン撮影です。放射線を浴びる量は微量ですが、より少なくて済むように放射線科では引き続き努力していきたいと思います。

最後に・・・
健スポドック修了後、初の血液検査で今まで20年近くずっと引っかかっていた肝機能の数値が全て正常化しました!!