【当院では新たに脊椎専門外来スタート!!】
2022年4月より脊椎専門外来を開始いたします(第1土曜日と第2土曜日)。
2名の脊椎専門医の先生(真鍋先生/角田先生)にご担当いただきます。
長らく腰痛で苦しまれている方がおられましたら診察時にご相談くださいませ。
真鍋先生:東前橋整形外科病院 副院長 脊椎外科センター長
脊椎外科センター 角田先生
再生医療治療における選択について
ASC+PFC-FDのカクテルがお勧めです♪
院で行っている再生医療治療について、問い合わせが増えております。
多くは治療によって効果の得られた方からのご紹介、口コミです。
とてもありがたく嬉しい限りです。
さて、当院では3つの治療方法を行っておりますが、それぞれの治療方法と特徴について簡単にまとめましたので、参考にしていただければと思います。
*詳しくはホームページをご参照ください。
ASC(脂肪幹細胞)療法
患者様ご自身の脂肪から幹細胞を抽出、それを培養して関節に注射する治療法です。
脂肪幹細胞は、炎症を抑える作用と組織を修復する作用があることが分かっています。
軟骨の厚みが増した症例もあり、最もポテンシャルの高い治療法です。
脂肪採取は局所麻酔下で20cc採取し、培養して細胞数を増やし(6週間)関節内に注射します。
PFC-FD療法
患者様から約50mlの採血を行い、特殊な技術で多くの「成長因子」を高濃度に抽出し無細胞化したうえで (約3週間後)関節内に注射します。
MRI画像でみられる骨髄浮腫が縮小、消失するケースが(APSと比較して高頻度に)みられ、副反応もほぼなく膝に優しい注射です。
PS療法
患者様から約55mlの採血を行い、当院にあるAPS加工専用機器にて炎症を抑える良いタンパク質と成長因子を 高濃度抽出し、これを関節内に注射します。
APSは関節内の炎症物質と抗炎症物質の 不均衡を整える作用があり、痛みを和らげ 軟骨の変性や破壊を抑えます。
カクテル療法(ASC+PFC-FD、ASC+APS)
ASCにFD,APSを組み合わせた治療で、最も高い治療効果が期待できます。
質問コーナー
Q:先日、レントゲン検査を行いました。今日も撮って大丈夫ですか?
時折、いただく質問です。
恐らく、レントゲンを浴びすぎるとガンになるというイメージからのご質問かと思います。
今回は、放射線と生活習慣病でガンになるリスクを紹介します。
図1 <放射線と生活習慣病によってガンになるリスク> 出典) 環境省ホームページ
上の図、相対リスクが”検出不可能”となっている100以下という数値は胸のレントゲンを約2000枚撮影することで達する数値です(撮影する部位で多少の違いはあります)。
従って、通常のレントゲン撮影で、ガンになるリスクを心配する必要は、ほぼありません。
検査は必要に応じて行わせていただいております。
今後も安心して検査を受けていただけるように努めていきます。