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腰痛のレッドフラッグについて まつクリ院長通信 No.456

【当院では2022年4月より脊椎専門外来スタート!!】
脊椎専門医の先生(真鍋先生・角田先生・石綿先生)にご担当いただいております。
長らく腰痛で苦しまれている方がおられましたら診察時にご相談くださいませ。

真鍋先生:東前橋整形外科病院 副院長 脊椎外科センター長
角田先生・石綿先生:脊椎外来

腰痛のレッドフラッグについて ―見逃してはいけない腰痛―

日本で腰痛に悩まされている方は1,000万人を超えると言われていますが、ほとんどの場合は緊急の手術や治療は必要なく、自己管理が可能なものです。しかし、中には絶対に見逃してはいけない重篤な疾患が隠されている場合があり、その兆候を「腰痛のレッドフラッグ(危険信号)」と呼びます。今回は、腰痛のレッドフラッグとそれに隠された重篤な疾患について紹介します。

【腰痛のレッドフラッグ(2019年腰痛診療ガイドライン)】

日本整形外科学会と日本腰痛学会が定めた、腰痛診療ガイドライン(2019年)では、以下の9項目が腰痛のレッドフラッグとして挙げられています。
1) 発症年齢が20歳未満
2) 時間や活動性に関係のない腰痛
3) 胸部痛
4) がん、ステロイド治療、HIVの感染の既往
5) 栄養不良
6) 体重減少
7) 広範囲に及ぶ神経症状
8) 構築性脊柱変形(円背など
9) 発熱

レッドフラッグがでる代表的な疾患

1.脊椎圧迫骨折(骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折)
2.腫瘍:脊椎・脊髄に発症する腫瘍である脊椎腫瘍と脊髄腫瘍。
3.感染症:腰痛を引き起こす感染症で注意が必要なのは、化膿性脊椎炎と脊椎カリエスです。
4.大動脈疾患:大動脈解離や大動脈瘤

院長よりメッセージ

骨粗鬆症をベースとした圧迫骨折は脆弱性骨折であり、「いつの間にか骨折」とも呼ばれています。
また、時に癌(特に転移)が見つかったり、大動脈瘤で紹介することも度々あります。頑固な疼痛がありましたら、MRIでの精査が重要になります。

当院の脳ドックについて

脳ドック検査をお得に受けられる2つのポイントをご紹介します。

① 市の助成金制度を利用
熊谷市または深谷市にお住まいの満30歳以上の方で、国民健康保険 または 後期高齢者の方でしたら30,000円の助成金が利用できます。

※深谷市の国民健康保険対象者は、加入してから 1年以上が条件です。
② 当院の日曜割またはペア割を利用
・日曜割➔日曜日の検査予約で2,000円引き

・ペア割➔同日の検査予約のペアにそれぞれ2,000円引き

※日曜割とペア割の併用はできません。
プラン 通常 のみ 併用
Aプラン(脳+脳動脈) 32,000円 2,000円 0
Bプラン(Aプラン+頸動脈) 40,000円 10,000円 8,000円

他にも助成金を利用できる市や町があります!

行田市・太田市・大泉町・邑楽町・羽生市・鴻巣市など…

ご興味のある方、検査をご希望の方は、お気軽にスタッフにお声がけください。