当院では、まつだ整形外科クリニック院長、
松田芳和の著書である『ひざ革命』を販売しております。
ご興味のある方は QR コードよりご確認下さい。
軟骨はどうやって栄養を補給しているのか?
実は関節軟骨には神経も血管も通っていません。そうはいっても生きている以上、軟膏には栄養が必要です。ではどのようにして軟骨は栄養を補給しているのでしょうか。
関節液の役割
軟骨は関節液という水分から栄養を得ています。関節包の内側に張り付いている滑膜には血管が豊富で、滑膜細胞が血液から関節液を作って分泌しています。関節液は 3ml ほど存在し、関節軟骨に栄養や酸素を供給したり、関節の動きをスムースするという大事な役割を果たしています。
軟骨とは
軟骨は、スポンジのような組織で、コラーゲンやプロテオグリカンなどを主成分とする水分をたっぷり含んでいます。コラーゲンはタンパク質の一種で、軟骨が圧迫に耐えられる強度を与え、プロテオグリカンは糖とタンパク質が結合した糖蛋白であり軟膏に弾力性と柔軟性を与えています。
院長よりメッセージ
膝はある程度動かすのがいいですよ!
ひざの曲げ伸ばしによって軟骨が圧迫されると、ギュッとスポンジを握って時に水がしたたり落ちるように、軟骨に含まれるプロテオグリカンが表面にしみ出してきます。圧迫がなくなると再び関節液を吸い込んで量のバランスを取っています。これをひざの曲げ伸ばしのたびに繰り返しています。したがって、関節軟骨に栄養を供給し関節液を量のバランスをとるためにもひざを動かすことが大切なのです♪適度な運動が必要ですね♬
花のある暮らし花があることの効果
当院の待合室では週替わりで季節のお花が飾られているのはご存じでしょうか?
長年通院されている患者さんのなかには毎週楽しみにされていてスマートフォンでお花の写真を撮っていらっしゃる方も多く私たちスタッフも季節ごとのテーマに沿ったお花の飾りつけを楽しみにしております。
なんだか 生花があると気持ちが華やぎますよね?
そこで花があることでどんな効果があるのか調べてみました。
お花を見たりもらったりすると
①ドーパミン
②オキシトシン
③セロトニン
という「幸せホルモン」と呼ばれる物質が分泌されストレスが和らぎ幸福感を得られ モチベーションがアップする効果
花のある部屋で過ごす人はストレス時に高まる交換神経の活動が 25%抑えられリラックス時に高まる副交感神経の活動が 29%高まることが農林水産省の実験でわかっているそうです
花の色によっても心に与える効果が違う
★赤:やる気が出たり前向きな気持ちになれる。
★ピンク:優しい気持ちになれる。
★黄色:気分を明るくしてコミュニケーション能力を高めてくれる。
★紫:ストレスを和らげ集中力を高めてくれる。
★白:すっきりとした気分にリフレッシュできる。
以上のようなお花には気持ちに素敵な効果がたくさんあるようです。これからも待合室の季節のお花を皆さんお楽しみくださいね♡