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膝の痛みは認知症のリスクになる︖︕ 〜地域⾼齢者 3 年間の観察研究〜 まつクリ院長通信 No.471

〜第5回メディカルカップ・野球⼤会〜

2⽉8⽇・2⽉9⽇、2⽇間にわたり開催されました。参加チームは熊⾕リトルシニア・東松⼭中央ボーイズ・深⾕彩北リトルシニア・前橋リトルシニア・庄和リトルシニア・群⾺⻄⽑ボーイズ・上⾥北武ボーイズ・秩⽗リトルシニアの8チーム。優勝チームは熊⾕リトルシニアです!!おめでとうございます!

花言葉:ロウ梅・・・ “慈愛・先導”、シンビジューム・・・ “飾らない心”、リューカデンドロン・・・ “沈黙の恋”

膝の痛みは認知症のリスクになる︖︕ 〜地域⾼齢者3年間の観察研究〜

痛みと脳の働きは関連が深いといわれています。痛みと認知症の関連について様々な結果が報告されています。膝の痛みの有無と認知症発症の関連を調査した報告があるので紹介します。

対象と⽅法

65歳以上の14,627名を対象として3年間経過観察を⾏った結果、全体で298名が認知症を発症しました。年齢を65〜79歳と80歳以上の2群に分け、膝痛の有無と認知症発症リスクについて、Cox⽐例回帰分析 を⽤いたハザード⽐として算出しました。さらに、認知症発症リスクであり、痛みの⼤きく影響すると考えられる歩⾏習慣(毎⽇30分以上)の有無においても分析しました。

65〜79歳で膝痛あると認知症発症リスク1.7倍

痛みがない⼈と⽐べて、65〜79歳で膝痛がある⼈は認知症の発症が1.73倍多く、また 65〜79歳で膝の痛みがあって、30分以上の歩⾏習慣がないと、さらに認知症の発症は⾼く膝の痛みがなく、歩⾏習慣がある⼈の1.91倍のリスクでした。

院⻑よりメッセージ

⾼齢者の膝痛のほとんどは変形性膝関節症が原因です。そのため、この結果は変形性膝関節症になると認知症になるリスクが⾼いと⾔えます。また、膝痛があっても歩⾏習慣があるほうが認知症リスク低下には有益である可能性が⽰唆されました。変形性膝関節症は要⽀援の主な原因としても重要な疾患です。膝に違和感、痛みを⾃覚している⽅は少しでも早く医療機関を受診して、正確な診断を受けるとともに、早期に適切な治療を受ける事がとても⼤切です。膝の寿命を延ばすことは、まさに健康寿命の延伸に繋がります。「歳だから仕⽅ない」という発想はやめて、まずはご⾃分の膝の状態を理解した上で、前向きに治療に取り組むことが幸せへの第⼀歩になります♪

病院へ行く?救急車を呼ぶ?迷ったら

みなさんは急な病気やけがの際に、救急車を呼ぶべきか悩んだり、どこの病院を受診したらよいか迷ったりしたことはありませんか?
今回はそんな時のために役立つ埼玉県の窓口についてご案内します。

埼玉県救急電話相談(#7119)24時間365日相談可能

急な病気やけがの際に、家庭での対処方法や医療機関への受診の必要性について、看護師が電話で相談に応じます。

埼玉県救急相談24時間相談対応年中無休 048-824-4199

#7119 (しゃーぷなないちいちきゅう)
(「#7119」を押して御利用ください。)

又は、都県境の地域で、
ダイヤル回線・IP電話・光電話・携帯電話を御利用の場合は048-824-4199
から御利用できます。
子どもの相談につきましては
#8000 又は048-833-7911
からも利用できます。

※詳しくは熊谷市医師会ホームページもしくは埼玉県ホームページでご覧いただけます。
埼玉県以外にお住まいの方も、いざという時のために備えて、お住まいの窓口について調べてみてはいかがでしょうか?

引用:熊谷市医師会、埼玉県ホームページ