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⾻粗鬆症になりやすいのはどんな⼈なのか︖ No.480

⾻粗鬆症になりやすいのはどんな⼈なのか︖

実は⾻粗鬆症にはなりやすい⼈がいます。代表的な危険因⼦が4つあるのでご紹介します。

⼥性

40歳以上の⾻粗鬆症有病率は腰椎では男性3.4%、⼥性19.2%。⼤腿⾻では男性12.4%、⼥性26.5%。腰椎もしくは⼤腿⾻のいずれかで⾻粗鬆症と診断された⼈数は全国で1,280万⼈。うち男性300万⼈、⼥性980万⼈(⽇本⾻代謝学会)であり、⼥性であるだけで男性の3倍以上⾻粗鬆症になりやすい結果がでています。

⾼齢

⾼齢は⾻密度とは独⽴した危険因⼦で、たとえ同じ⾻密度の⼈でも、年齢が⾼いほど⾻折のリスクは⾼くなります。また⾼齢者でなくても40 歳を過ぎたら要注意と⾔われています。

⾻密度が低い

⾃分の⾻密度の測定値が20〜44 歳までの健康⼥性の平均値(YAM値)と⽐べてどの程度なのか⽰した数字をTスコアと⾔いますが、これが⼤切です。このYAM値が70%未満であると⾻粗鬆症と診断されます。ちなみに80%以上が正常、70〜79%は⾻量減少と診断されます。

⾻折したことがある

これまで⾻折したことがない⼈と⽐べて2倍⾻折リスクが⾼くなります。ちょっとした転倒や軽い衝撃でも⾻折してしまうのは「脆弱性⾻折」と⾔われ、とても危険なサインと⾔えます。

院⻑よりメッセージ

上記の4つ以外にも喫煙や深酒の習慣がある⼈、やせ型の体型、両親が⼤腿⾻近位部⾻折の既往がある⼈は⾻粗鬆症になりやすいというデータがあります。⽣活習慣改善も予防には⼤切ですね♪