熊谷市・太田市の整形外科なら[ まつだ整形外科クリニック ]
交通アクセス
まつだ整形外科クリニック

⾻粗鬆症のハイリスクとなるサインや⽣活習慣とは︖ No.481

〜5⽉連休について〜

ゴールデンウイークにより5⽉3⽇(⼟)から5⽉6⽇(⽕)までお休みです。7⽇(⽔)は休診⽇です。また、5⽉16⽇(⾦)午後から5⽉20(⽕)までは院⻑不在となります。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

⾻粗鬆症のハイリスクとなるサインや⽣活習慣とは︖

東京慈恵医科⼤学整形外科学教授 斎藤 充先⽣

最もリスクが⾼いのは、前回紹介した「⼥性」「⾼齢」「⾻密度が低い」「⾻折したことがある」の4つです。しかし、それ以外でもハイリスクとなるサインや⽣活習慣があるので紹介します。

痩せすぎている

BMI(体重と⾝⻑から算出される肥満度を表す指数)が低いほど、⾻折リスクが⾼まります。
*BMIの計算式BMI=体重kg÷⾝⻑mの2乗BMI18.5未満が痩せすぎと判定されています。

両親のいずれかが⼤腿⾻近位部を⾻折したことがある

両親のいずれかに⾻折の既往があると、⾻粗鬆症のリスクは1.18倍、⼤腿⾻近位部⾻折のリスクは1.49倍と報告されています。また、両親の⾻折を⼤腿⾻近位部に限ると、⾻粗鬆症性⾻折のリスクは1.54 倍、⼤腿⾻近位部の⾻折リスクは2.27倍に上昇します。

若い頃よりも⾝⻑が低くなった

25歳のころよりも2-4cm以上⾝⻑低下がある場合には、椎体⾻折を起こしている可能性があり、起こしていなくてもそのリスクは2.8倍も⾼くなります。

喫煙者である

喫煙は⼥性ホルモンの働きを悪くし、腸管でのカルシウム吸収を抑制し尿中への排泄を促進します。喫煙習慣のある⼈の⾻折リスクは1.26倍、⼤腿⾻近位部の⾻折リスクは1.84倍もあります。

お酒の飲みすぎ

過度の飲酒も喫煙同様にカルシウムの吸収を抑制するため⾻折リスクが⾼まります。

院⻑よりメッセージ

45歳未満で閉経になった⽅を含め、上記に該当する⽅は早⽬の検査をお勧めします♪

⾞いすの介助⽅法を確認してみましょう!

体に不調があると⾞いすを使われる⽅もいると思います。
いざ、使おうとすると「⾞いすってどうやって使うんだっけ?」など
使い⽅に疑問を持つ⽅もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は⾞いすの段差の介助⽅法についてお伝えしていきます。

<⾞いすの段差の介助⽅法>

「斎藤宏著, 姿勢と動作 ADLその基礎から応⽤」より引⽤