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まつだ整形外科クリニック

⾻貯⾦のススメ No.485

まつクリ外壁塗装⼯事のお知らせ

6/7(⼟)〜7⽉末まで外壁塗装⼯事を⾏います。当院は変わらず診察いたしておりますので、お気をつけてご来院ください。駐⾞場にお停めの際にも、鉄⾻の⾜場にご注意ください。しばらくの間、ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

⾻貯⾦のススメ

東京慈恵会医科⼤学 整形外科学主任教授 斎藤 充先⽣

⾻密度は男性も⼥性も20〜30 代が⾼く、40 代を過ぎるとなだらかに低下していきます。若いほど⾼いわけではなく、10 代と80 代は同じくらい低く、また⼥性は妊娠・出産で低下、そして閉経後に⼤きく低下していきます。このカーブは基本的に普通の⽣活をおくっていれば皆さん同じなので、同じ低下するにしても⾻密度のピークが⾼いほど⾻折を起こしやすくなるラインを割り込むまでの猶予期間が⻑くなる。それを⾻貯⾦と呼んでいます。

⾻を強く保つ⽣活習慣が⼤切

⼥性の⾻密度のピークは34 歳。このピークに達する前にできる限り⾻密度と⾻質を⾼めておくのは理にかなっています。でももっとも⼤切なことはそのあと。どれくらい⾼めるかという数字の問題ではなく、⾻を強く保つ⽣活習慣を⾝につけることです。

⽣活習慣の予防

ビタミンD を⼗分に摂取する。
しっかりと運動して⾻と筋⾁を強く保つ。
酸化ストレスを浴びるような環境を避ける
若いうちから⽣活習慣病の予防に努めることが⼤切です。特に⼥性は閉経年代の40 代後半から、男性でも50 代後半からの⽣活習慣が重要になります。

院⻑よりメッセージ

⾻は他の器官と違って、何歳からでも若返ることが可能です。海⾯質というスポンジのような⾻の内側が年間40%、⾻⽪質という表⾯の硬い部分は年間7%も⼊れ替わります。⾻の状態を知るためにもぜひ「⾻密度検査を受けて」ください。⾻密度の検診普及率はわずか5%ほどです。常に⾃分の⾻の状態に気をかけて、適したケアを受ける事が⼈⽣100年元気な⾻で⽣きる秘訣です♪

散策のすすめ

天気がいい日はいつもより少しだけ足を延ばしてみませんか

梅雨に入ると、ついつい出掛けるのが億劫になってしまったり、寒暖差で体調を崩しやすくなってしまったりして、お家にいる事が多くなりがちです。しかし、雨は草木が成長を進める恵みでもあります。野山だけでなく、いつもの散歩道でも昨日と違った姿が見られるかもしれません。また健康面でも継続的に正しいフォームでウォーキングを行うことで、高血圧の改善・心肺機能の強化・骨の強化・肥満の解消・脂質異常症・動脈硬化の改善・肝機能の改善・糖尿病の改善・腰痛の改善・リラックス効果・社会的効果等の効果があるそうです。
引用元:公益財団法人長寿科学振興財団「健康長寿ネット」
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-training/walking.html

天気や服装

気まぐれな天気には事前に天気予報を確認する、体温調節のしやすい服装にするなど備えがあると安心です。
長時間歩く際は歩き慣れた靴であることはもちろんですが、登山(傾斜、でこぼこ道)トレッキング(整備された土や木道、凹凸のない道がメイン)ウォーキング(運動としてフォームを意識)散歩(リラックス・気分転換、舗装された道)など場所や目的に合わせて靴を選ぶことで負担軽減にも繋がります。

5・6月頃のみごろの花

チゴユリ・ジシバリ・ユキノシタ・ユキザサ・ネジバナ・クチナシラショウモンカズラ・クサタチバナ・ツマトリソウ・ハコベ・シャラシモツケ・ギボウシ・ササユリ・クサタチバナ・ヤマアジザイ

この機会に体調に合わせてお出掛けをしてみるのは如何でしょうか