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  「認知症予防と社会参加・運動習慣」 No.504

「認知症予防と社会参加・運動習慣」

① 脳の健康は“人と動く”ことで保たれる

認知症を防ぐには、薬やサプリメントだけでなく、社会とのつながりと体を動かすことが大切です。最近の研究では、友人や地域との交流が多い人ほど、認知症の発症リスクが30〜40%低いと報告されています。人と話す、笑う、協力する──これらの行動は脳の前頭葉を刺激し、記憶や感情を司る神経回路を活性化させます。孤立しないことは、心の健康だけでなく、脳の健康を守る“最大の予防薬”です。 

② 運動がもたらす“脳へのごほうび”

有酸素運動や筋トレなどの身体活動は、脳内の血流を増やし、神経細胞を新しく生み出す「BDNF(脳由来神経栄養因子)」を増やすことがわかっています。これにより記憶力や判断力が改善され、うつ症状の予防にもつながります。ウォーキングやラジオ体操、スクワットなど、1日20〜30分、週3回以上の中強度運動が理想的です。激しい運動でなくても、軽いストレッチや家事のような活動でも脳は刺激を受けています。  

③ 今日からできる実践法

まずは「人と話す」「外に出る」「体を動かす」の3つを意識しましょう。買い物に歩いて行く、地域の体操教室に参加する、友人とランチを楽しむ──これらはすべて立派な認知症予防です。毎日の小さな行動の積み重ねが、脳を若々しく保ち、健康寿命を延ばします。 

★院長からのメッセージ

「脳を元気にする秘訣は、“人とつながること”と“体を動かすこと”。今日からできる身近な習慣です。笑い合い、歩き、語り合う──そんな毎日が、あなたの未来の脳を守ります♪ 

生姜で温活!質のいい睡眠を!!  

秋もだんだんと深まり過ごしやすい気候になってきました。これから来る寒い冬になると手足が冷えてなかなか眠れないといった症状はありませんか? 
睡眠は体のリズムを整える大事な習慣です。 
私たちの体内時計は約24時間で「眠くなるスイッチ」と「目が覚めるスイッチ」を切り替えて体のリズムを刻んでいきます。 
「眠くなるスイッチ」がオンになるときは体温に変化が見られます。体の表面から熱を放散させて体の内部の温度を下げるタイミングに合わせて眠気を感じやすくなります。 
体が冷えた状態では血液の巡りが悪く、手先足先まで温かい血液が流れにくくなっているので体の表面から熱が放散されずに眠気を感じにくくなります。そのため寝る前にぬるめのお風呂に入ったり、ストレッチで体を温め血液の巡りをよくしてスムーズに眠りに入ることが大切です。 

「生姜」で温活のススメ 

そこで今回おすすめしたいのが寝る前の「生姜」です。生姜に含まれる辛味成分には末端の血管を拡張して血液の巡りをよくする作用があります。 
眠る前に生姜の搾り汁とハチミツとお湯を入れたハチミツ生姜を飲んだり、すりおろし生姜を袋に詰めて湯船に入れたりとさまざまな活用方法があります。 
寒い日が続くとなかなか朝スッキリ起きられないことも多いと思いますが上手に生姜を取り入れて質のいい睡眠を手に入れましょう。 
お肉や魚にもよく合う生姜、わが家の夕飯のメニューにも取り入れたいと思います。 
参照:健康管理コラム 

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