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松田院長からあなたへ 耳より情報!!
■膝関節の水は抜くとクセになる?!
膝関節が痛くて当院を受診される方は少なくありません。その際、こんな会話が繰り広げられます。
私:○○さん。お膝に水がたまっていますね。あまり困るようであれば水を抜きますよ。もちろん、必ずしも抜く必要はありませんが。
○○さん:先生。水は抜かないで下さい。だって、水を抜くとクセになると聞きましたよ。△△さんから聞きました。
■膝関節にたまる水の正体とは?
では膝にたまる水とはなんでしょうか?この水といわれているのは「関節液」といって、普段から膝関節の中に存在しています。そして主な役割は1.膝関節がスムーズに動くための潤滑油になること。2.膝関節の軟骨に栄養を与えること。ですから、水=関節液は膝にとって重要な役割をしていることがわかります。
■水がたまっている状態とは?
この関節液が関節内に過剰に存在するのが「水がたまっている状態」です。関節内にある滑膜が関節液を生産していますが、この滑膜が何らかの刺激により炎症を起こすと水がたまるわけです。
院長よりメッセージ
関節液を抜いても、滑膜の炎症が改善されなければ、再度たまります。水を抜くからクセになるは都市伝説と言えますね(^^ 必要に応じて抜くことも治療です(^^