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「骨粗鬆症による骨折治療」の現状について最新の報告 まつクリ院長通信 No.85

熊谷市の一年に一度の、3万円脳ドック助成金の切り替え日は3月31日です。
昨年度の助成金をご利用されていない方はお早めに!

今週の花・言・葉
✾グズマニア
いつまでも健康で幸せ
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乙女のしとやかさ
❁ツゲ
堅固
✿アオモジ
永遠の愛

松田院長からあなたへ 耳より情報!!

◆「骨粗鬆症による骨折治療」の現状について最新の報告

(Andrea Singer 医師、Ethel S. Siris 医師)

●骨折が入院の主要原因であり、高額な医療費を要する!

骨折は55歳以上の高齢アメリカ人女性が入院する主要原因であり、骨粗鬆症性骨折による入院と医療費負担は、心臓発作、脳卒中、乳がんによるそれを凌ぐ。

●股関節骨折後の厳しい現状

股関節を骨折した人全員のうち4分の1は1年以内に死亡し、この割合はこの研究で対象となった他の疾患よりもかなり高く、「生存している残りの75%を見ても、多くの人が自活するのが難しくなり、生活に支援を要する」。

●骨粗鬆症検査が受けられていない現状

股関節骨折をした人の半分は過去に他の部位を骨折しているが、それを危険信号として見ずに、受診もしないし骨密度検査も受けないでいる患者が多い。また、診断をうけても治療を継続できていない。

院長よりメッセージ

残念ながら、骨粗鬆症とそれに伴う骨折は軽視されがちです。これは私たち医療従事者の説明、啓蒙不足にも責任があります。骨粗鬆症の患者さんの多くは、症状がないことが少なくなく、危機感がないために検査を受けません。仮に検査を受け、骨粗鬆症の診断にて治療を開始しても、その治療継続率はなんと20%とも言われています。骨折を生じてからでは遅いのです。骨粗鬆症対策には早期診断・早期治療が大切です!そして継続していくことが必要になってきます。まつクリでは骨粗鬆症を啓蒙して、その予防と治療に全力を尽くしていきます!一緒に頑張りましょう♪(^^