関節リウマチナビ

まつだ整形外科クリニック

二次性アミロイドーシス


関節リウマチの炎症が続くと、アミロイドというたんぱく質が臓器に沈着するようになります。 腸管に沈着すると下痢、心臓では心不全、腎臓では腎不全などを起します。 関節変形とともに、関節リウマチの最終段階を示す病変です。 続きを読む

悪性関節リウマチ


血管の炎症を代表として、神経炎、眼の炎症、内臓の炎症、梗塞、壊死などを伴う症状を、特に悪性関節リウマチといいます。 症状が重く予後も悪いため、難病として厚生労働省の特定疾患の一つに指定されています。 続きを読む

心筋炎、心膜炎


心臓の筋肉部および膜部が血管から障害されて炎症を起こし、不整脈、胸痛、ショック、心不全などに至る可能性があります。 続きを読む

血管の炎症


血管に炎症が起きると、全身に栄養や酸素が行き渡らなくなります。 そのため、各所で痛み、神経のしびれ、出血班、褐色班、紫斑などの皮膚の潰瘍が起こります。 特に中枢の太い血管に起きる心筋梗塞、腸間膜動脈血栓症などには生命に関わります。 続きを読む

肺の炎症


血管の炎症から胸膜炎、間質性肺炎、肺繊維症などになる可能性があります。 胸膜炎では肺に水が溜まり、発熱、胸痛、咳などをともないます。 間質性肺炎では間質といわれる支持組織の肺胞型・細気管支・細動脈の周囲などに炎症が起き、息切れ、呼吸困難などに陥ります。 肺繊維症では間質の硬化と萎縮…… 続きを読む

眼の炎症


眼球の外側を包む細胞層は表面の粘液を出す結膜、その下の白目部分で血管が通る上強膜、その下の硬い強膜、光の通る角膜などに分かれます。 また眼球内側には虹彩・毛様体・脈絡膜からなるぶどう膜があります。関節リウマチになると、角膜以外の膜部位に炎症が起きる可能性があります。 もっとも多いのが涙腺…… 続きを読む

膝・肘・踵など各所の皮膚(リウマトイド結節)


皮膚の下に1~2CM大のこぶのような硬いしこりができることがあります。 これをリウマトイド結節といい、関節リウマチに特徴的な病変ですが痛みはありません。  膝、肘、踵、ときに後頭部、臀部、内臓にも出来る事があります。 病気の活動性が高い時に多く、病態が改善すると縮小したり消失したりします。 続きを読む

全身におよぶ症状


初期に起きる疲労感、微熱、食欲不振、貧血などのほか、リンパ腺の腫れ、口の渇きや口内炎、息切れ、空咳、貧血などの諸症状がでます。 続きを読む

体にあらわれる症状


関節リウマチは関節だけの病気ではなく、全身にもおよぶ病気です。病気の進行によっては合併症が起こり、その症状も現れることもあります。 続きを読む

関節の変形


関節の痛みや腫れが長期間続くと、関節が変形したり、破壊されて動かせなくなってきます。 関節面のズレから変形 関節破壊が進行するに従い、最初は関節面が少しズレ始め、しだいに筋肉の萎縮、腱の断裂などにより関節の変形が起こります。 手足・足指以外の主要関節 膝関節 膝の関節は日本人に…… 続きを読む

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