MISに対する私見

人工膝関節置換術(TKA)に対する最小侵襲手術(MIS)は、患者さんにとっては非常に魅力的な素晴らしい可能性を持った手術方法であると考えている。

しかしながら、まだ意見の一致をみておらず改善の余地が残されていることは間違いない。従来のスタンダードTKAとの有用性や安全性との比較検討が必要不可欠である。

その一方で、器具の改良や手術手技の進歩により、近い将来さらなる長期の好成績を獲得する可能性もある。

いずれにしても、MIS TKAは経験の多い熟練した医師によって行うべき手術であると考える。

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