ひざドックのすすめ 早期に診断し予防することで⼈⽣は変わります! No.477
〜栗原先⽣の⾦曜⽇診察について〜
4⽉より栗原先⽣の⾦曜⽇診察が午後のみとなります。
ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。

ひざドックのすすめ 早期に診断し予防することで⼈⽣は変わります!
もう「歳だから」仕⽅ない、「我慢する」しかない、これらは正しくありません(^^; 多少の膝の違和感や痛みは我慢される⽅が⼤勢おられます。しかし、無理に我慢をしていると進⾏してしまい、その結果治療が遅れ、時に取り返しがつかなくなることも少なくありません。
ひざの痛みの主な原因である変形性膝関節症は要⽀援・要介護の重要疾患!
変形性膝関節症を代表とする運動器疾患は、要⽀援の原因疾患(1位)であるだけでなく、要介護の原因第1位である認知症を併発するリスクまで⾼めるため、これらを予防することが健康寿命の延伸には必要不可⽋です。
痛みが出たときはすでに進⾏している可能性があります!
実は軟⾻には痛みを感じる神経がありません。つまり軟⾻が多少損傷しても痛みを感じないのです。ところが、軟⾻の下(奥)にある軟⾻下⾻には神経がありますので、痛みを感じた時点ではすでに軟⾻は損傷し、軟⾻下⾻まで損傷が進⾏している可能性があります。つまり痛みがなくても軟⾻損傷の可能性はありますし、痛みがあればすでにかなり進⾏している可能性もあるのです。
早期診断・治療そして何より予防が⼤切
健康診断や⼈間ドック、脳ドックなどは皆さんにもなじみが深いと思います。多くの⽅が受けられています。ところが要⽀援・要介護の主要な原因である変形性膝関節症を検診するひざドックは全国的にもほとんど実施されておりません。従って多くの⽅がご⾃⾝の膝の状態がわからず、⽇々⽣活しているのです。ちょっとした違和感やポキポキ⾳がするといった症状でも軟⾻損傷の可能性は⼗分にあるのです。⾃分のひざはもちろん、⼤切なご家族の⽅にもひざの状況を確認されることをお勧めします。ぜひ、ひざドックを受け、膝の状態を確認して早期診断・予防をしましょう
理学療法科からのお知らせ
転倒と姿勢の関係について
一般的に加齢と共に筋力低下や可動域制限、バランス能力の低下など様々な身体機能の低下を伴うことにより転倒リスクが高まります。特に姿勢に大きな変化が生じ、 高齢者の代表的な姿勢として円背姿勢があります。
この円背姿勢は高齢者の 20~40%に共通して生じてると報告されています。円背姿勢になることによって以下のような様々な機能低下や生活動作に影響を及ぼすと報告さています。
●背筋力・握力・下肢筋力の低下
●歩行速度・バランス能力・持久力の低下
●転倒や脊椎圧迫骨折の発生率の増大
●階段昇降・椅子からの立ち上がり ・ 起居動作の低下
●呼吸機能の低下
●抑うつ傾向
また、 転倒と関節可動域の関連を調べた研究がいくつか報告されており、特に転倒の有無と体幹伸展(腰を反る動作)と股関節伸展(足を引く動作)に関連性があると報告されています。 そのため、 転倒予防においてしっかり腰が起きて、 歩幅がしっかり出せるということが重要になる可能性があると示唆されています。
そのため以下のような運動を普段から意識することが円背姿勢予防・転倒予防に繋がると考えられます。是非、 無理のない範囲で行ってみて下さい。
アキレス腱伸ばし
腰が丸まらず、踵が浮かないようにふくらはぎを伸ばす。
左右:30 秒×3 回
腰反らし
新聞やパソコン・読書など屈んだ作業をした後、また歩き出す前にしっかり腰を反らしましょう。


