膝の痛み(膝の疾患)にMRI は有⽤︕︖ No.489
膝の痛み(膝の疾患)にMRI は有⽤︕︖
当院では膝の痛みに対してレントゲンだけでなく、MRIで評価することを勧めています。今回はレントゲンとMRIの特徴を紹介します。
変形性膝関節症の進⾏度を探るレントゲン検査
ひざの痛みがあり受診された患者さんで、問診や診察から変形性膝関節症が疑われるときは、まずはレントゲン検査を⾏います。⾻の形状を評価することに優れており、⾻や関節がどれくらい変形しているかが読み取れます。変形性膝関節症にはレントゲン写真から進⾏具合を診断する指標があり、関節の隙間の広さや⾻の形によって、正常なひざから末期のひざまでを0〜4 までのグレードに分類することができます。グレード2 以上を変形性膝関節症と診断します。
レントゲンではわからない軟⾻や靭帯などを評価できるMRI
レントゲン検査で⾻の形状が評価できますが、⾻の形状だけでは隠れた痛みの原因がわからないこともあります。ひざ関節は軟⾻や靭帯、⾻の中の変化などレントゲンでは描出できない部分が痛みの原因になっていることが少なくありません。そんな隠れた原因を探るために⾏う検査がMRI です。MRI では軟⾻そのものが描出され、半⽉板や靭帯も損傷、もしくは断裂していないかどうかがわかります。⾻においては炎症や壊死といった内部の状態まで評価できます。
院⻑よりメッセージ
レントゲンではさほど異常がないのに、強い痛みを有するケースもあります。その場合はMRIで評価することが⼤切です。多くは半⽉板に損傷を認めたり、⾻壊死など⾻の内部に原因があります。また、当院で⼒を⼊れている再⽣医療の治療効果の判断にもMRIは有効です。ひざドックを利⽤して、ご⾃分のひざの状態をしっかり確認することは予防にも繋がりますのでお勧めします♪
ひざのMRI 検査について
MRI 検査でどのようなことが分かるのかと、患者様から質問をいただくことがあります。
この質問に対して、今回はひざのMRI 検査を例に挙げてご説明させていただきます。
ひざのMRI 検査では、レントゲンでは描出できない半月板や靱帯、骨髄の状態などを詳しく見ることができます。当院のひざの撮影では基本的に6 種類の画像を撮影しており、方向や色の見え方はすべてが同じではなく、観察したい部位や目的によって使い分けて撮影しています。
当院では、ひざの痛みがなくても、将来ひざの変形や痛みが心配な方へご提供している 『ひざドック』 というものがあります。 ひざのレントゲン検査やMRI 検査、理学療法士による機能テストを行い、現在のひざの状態を知ることで、悪化させないための対策を早期に行えるのがメリットです。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせ下さい。
放射線科 山﨑


