フレイル予防に⽋かせない“タンパク質”のお話 No.492
〜夏季休暇のお知らせ〜
8⽉13 ⽇(⽔)〜8⽉17 ⽇(⽇)までお休みとなります。
8⽉18⽇(⽉)より、通常通りの診察となります。
ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
フレイル予防に⽋かせない“タンパク質”のお話
⽇本⽼年医学会︓「⾼齢者のフレイル対策ガイドライン」
フレイルの予防は健康寿命の延伸に繋がります。今回はフレイルとタンパク質、運動の関係についてガイドします。
フレイルとは何か︖
最近よく聞く「フレイル」とは、加齢により筋⼒や体⼒、認知機能が低下し、⼼⾝の活⼒が衰えた状態を指します。健康と要介護の中間の段階で、転倒・⼊院・寝たきりのリスクが⾼くなります。⼀⽅、早めの対策で予防し改善することが可能となります。
タンパク質がカギ
フレイルを予防・改善するうえで重要なのが、⽇々の⾷事で⼗分なタンパク質を摂ることです。
タンパク質は筋⾁の材料であり、不⾜すると筋⼒が低下しやすくなります。特に⾼齢者は消化吸収⼒が落ちているため、意識して摂ることが⼤切です。⾁・⿂・卵・⾖腐・乳製品などを、毎⾷バランスよく取り⼊れましょう。
運動と組み合わせると効果的
⾷事だけでなく、適度な運動(ウォーキングや軽い筋トレ)を併⽤することで、筋⾁量の維持・増加に⼤きな効果があります。「しっかり⾷べて、しっかり動く」ことが、フレイル予防の基本です。元気に歳を重ねるために、今から習慣づけていきましょう。
院⻑よりメッセージ
タンパク質は、私たちの“筋⾁の栄養”です。毎⽇の⾷事と運動が、10年後の⾃分の健康をつくります。フレイルを予防、改善して⼀緒に健康寿命を延ばしていきましょう♪
夏バテチェック!
連日の猛暑で夏バテしていませんか?
こちらのリストでチェックの数が多い方は夏バテしているかもしれません。
【夏バテの主な症状】
・倦怠感
・疲労感
・食欲不振 など
夏バテは自律神経の乱れに起因して現れる体調不良です。
室内外の温度差による体温調節の乱れ、寝苦しさによる睡眠不足、食欲不振により栄養バランスの偏った食事が原因とされています。
私も食欲が無いと、ついお手軽に食べられるものばかりになってしまいます。
タンパク質やビタミン、ミネラルといったバランスを意識した食事で熱さに負けない身体づくりをしたいです。
チェックリスト参照:伊藤園「健康体」より


