人工関節置換術の適応

人工関節置換術の適応となるのは、患者さんの日常生活スタイルによっても異なりますし、患者さんの状態によっても違いがあります。ここでは、一般的な人工関節置換術の適応について説明致します。

■関節の痛みが強く、ちょっとした仕事や観光などの行楽に支障を来たしたり、日常生活における通常の動作などが制限される場合。

■いわゆる保存的な治療方法(薬物療法や理学療法、運動量の制限や安静にしたりなど)を行っても、関節の痛みが改善されずに日常生活上において支障を来たしている場合

■画像検査(レントゲン検査やCT,MRIなど)において、関節炎や他の病気などが認められたり、その所見が進行していたり、所見上、手術が望ましいと判断される場合。

■関節の動かせる範囲(可動域)が大きく制限されており、日常生活において大きな支障を来たしている場合。

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