医療法人社団 nagomi会 理事長
まつだ整形外科クリニック 院長
松田 芳和
2020年に10周年を迎えた、まつだ整形外科クリニックは、当初5名のスタッフで診療を開始しました。
その際、真っ先に定めたのがnagomi会「7つのクレド」です。
- 1．私たちは、医療のプロとしての自覚を持ち、人に感動を与える仕事をします。
- 2．私たちは、常に患者さまに対して誠実で、真摯な態度で向き合います。
- 3．私たちは、患者さまの利益を第一に考え、丁寧で優しく温かい気持ちで接します。
- 4．私たちは、クリニックを常に清潔に保ち、気持ちよく仕事が出来る環境を作ります。
- 5．私たちは、チームワークを大切に考え、人の嫌がる仕事を率先して行います。
- 6．私たちは、レベルの高い医療を提供すべく、知識と技術の獲得に努力いたします。
- 7．私たちは、経営者の感覚を持ち、常に経費を意識して行動します。
このクレドには医療人としてもプロ意識を持って行動すること。つまり、患者さんに真摯に誠実に向き合いながら、常にレベルの高い医療を提供すべく努力を怠らないという想いを込めています。
これらは今後診療を続けていくなかで、ぶれない軸として考えたものです。
同時に、私自身の座右の銘が「我より古（いにしえ）を作（な）す」という、中国の歴史書である宋史にあることばで、昔のやり方にこだわらず自分で新しい方法を考え出し、自ら規範となる先例をつくるという意味があります。この強い思いを持ち続けた結果、スタッフ一人一人が大きく成長し、nagomi会も組織として大きくなり今ではグループ全体で約50人の大所帯となっています。
これからnagomi会の仲間になっていただける方にはまず、人としての優しさや温かさをベースとして、「７つのクレド」の筆頭にある「医療のプロとしての自覚」をもっていただきたいと思っています。そのうえでチームワークや知識・技術を身につけ、積み上げていってもらいたいと考えています。
今では、前橋など少し遠方から通勤時間をかけてでも、nagomi会で働きたいと言ってくれる仲間が増えています。単に近隣だから、経験が生かせるからという理由だけでなく、理事長である私の思いや「7つのクレド」に共感いただける方をお待ちしています。