2008年4月に保険適用になりました。IL-6受容体の働きを阻害し、発熱や炎症、貧血を抑えます。これもヒト化抗体のもので、大阪大学を中心に開発された日本独自のものです。トシリズマブは24週後に80%の患者さんに効果があり、30%の患者さんを寛解へ導く事を可能にしました。 また、関節破壊の抑制する効果もありTNF-α阻害薬が効かない患者さんや長期間の継続使用が可能です。さらに、全身型および若年性特発性関節炎に対しても治療効果がきわめて高い薬です。
アダリムマブ(商品名ヒュミラ)
高額な薬