薬に公的補助はあるの?
生物学的製剤のレミケード(一般名インフリキシマブ)は1回当たりの薬の費用は約22万円で、自己負担は約6万6千(自己負担額が3割の場合)。
8週間に1回ずつ治療を受けると、年間にかかる費用は約40万円にものぼってしまいます。
またエンブレル(一般名エタネルセプト)の場合は4週間で約3万6千円、年間にかかる費用は約43万円です。
これは薬の費用だけなので、このほかに診察代や検査の費用、ほかの薬を併用している場合はその薬代もかかってしまいます。
これに対し、公的な補助として「高額療養費制度による負担軽減措置」があり、一部の治療費を還付してもらえる可能性があります。
(収入や年齢によって受けられない場合もあります)。また、身体障害者手帳の1級と2級を持っている人は、全額返還してもらえます。