関節リウマチナビ

まつだ整形外科クリニック

尿検査

尿検査は、まず腎臓の機能が正常かどうかを診るために必要です。
関節リウマチが進み、アミロイドーシスをともなうようになると、尿にタンパク質が多くなります。尿検査ではアルブミンなどの尿たんぱく質の量を測定します。正常な人なら、尿たんぱく質は1日0.1g以下です。
 ただし、尿たんぱく質は、糖尿病、慢性腎炎、血圧、ほかの膠原病でも高くなります。また一部の抗リウマチ薬では、尿たんぱく質や尿の潜血を認めることが少なくありません。
さらに抗炎症薬では、腎機能を低下させることもあります。したがって、数値が高いときはアミロイドーシスの可能性や合併症の有無、薬の副作用などを調べます。アミロイドーシスが進行すると腎機能が低下し、腎不全になることもあります。

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