関節リウマチナビ

まつだ整形外科クリニック

ステップ4  リウマトレックスが効いていない場合は生物学的製剤を使う

リウマトレックスを使用しても効果が現れない場合は、リウマトレックスの量を増やすか、レミケードやエンブレルなどの生物学的製剤を追加します。
■レミケード →体重1kgあたり3mgを点滴静注/日
 *2回目は2週間後、3回目は6週間後、その後は8週間ごとに点滴静注。
■ エンブレル →25mg/日を皮下注射(1週間に2回)
* DASの数値が正常化し、さらに関節リウマチの症状がなくなった状態を「寛解」といいます。関節リウマチの治療の最終目標は、寛解に至ることです。
  寛解は治癒とは異なり、あくまでも症状が落ち着いている状態であり、完全に治った状態ではありません。したがって、治療をやめてしまうと症状がぶり返してしまう(再燃する)おそれがあります。そのため、症状がなくなっても治療は続ける必要がありますし、少なくても3ヵ月ごとに検査を受ける必要があります。

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