関節の変形症状が進んだら手術療法などを追加
ステップ5 関節の変形症状が進んだら手術療法などを追加
関節の破壊が進行してしまった場合、サポーターなどの専用の装具をつけて、炎症のある部分を安静にしたり変形を予防したりする装具療法などのリハビリテーションを行います。
また、薬物療法でも滑膜の腫れが改善んしないときは、腫れた滑膜を取る「滑膜切除術」を行うことがあります。
破壊や変形の程度が高度で、手術を行ったほうが良いと考えられる場合は、変形した関節を人工関節に置き換える「人工関節置換術」や骨と骨を直接つなぎ固定する「関節固定術」などを行うこともあります。
さらに、切れた腱をつなぐ「腱形成術」を行うこともあります。
こうした手術療法が行われたときも、これまで服用していた薬は飲み続けることになります。
手術後はリハビリテーションをして、機能を回復させます。