リウマトイド因子とは何か?
関節リウマチの血液検査の項目の一つに「リウマトイド因子」検査があります。
リウマトイド因子とは、自己抗体の一つ「抗IgG抗体」で、関節リウマチの患者さんの血液中には特によくみられます。
そのため、血液中のリウマトイド因子の量を調べる事で、関節リウマチかどうかを診断するのに役立てます。
一般的に50単位より上だと陽性とされています。
ただし、リウマトイド因子は、関節リウマチの患者さんでも20%ぐらいは陰性になりますし、健常な人でも5%ぐらいは陽性になることがわかっています。