関節リウマチナビ

まつだ整形外科クリニック

抗CCP抗体検査


抗CCP抗体も自己抗体の一つです。関節リウマチは滑膜の炎症に関係すると推測される変性蛋白質CCP (cyclic citrullinated peptide、環状シトルリン化ペプチド)が作られます。通常は体内のタンパク質は抗原にはなりませんが、このタンパク質は変性(シトルリン化)すると抗原になり、病…… 続きを読む

リウマトイド因子検査(RF検査)


リウマトイド因子(RF 続きを読む

血液検査で調べること


血液検査は関節リウマチの診断だけでなく、治療を始めてからの効果や炎症の進行の程度などを見ることができるものです。血液検査の種類としての免疫検査、炎症検査、貧血検査、肝機能や腎機能の臓器の検査があります。 続きを読む

5.治療の効果判定


薬の効果は、その種類、用量、用法、時間の経過、そして患者さんによって差が出ます。したがって、定期的にその効果を確認し、効果があがらない時は、薬の種類、用量、用法を替えて症状の改善を図る必要があります。症状の変化を検定するためにも、検査は欠かせません。 続きを読む

4.薬の副作用の評価


関節リウマチの治療には各種の薬を用いますが、時に副作用が出る事があります。副作用を出さないように治療することが最も大切で、副作用を避けるために、薬の使用直後や時間をおいて患者さんを診察し、必要な時は検査で反応を確認します。隋時、十分な診察や検査を行うことが大切となります。 続きを読む

3.臓器障害の評価


関節リウマチの症状は関節破壊から全身に及びますが、このうち心臓や肺をはじめとする主要な臓器の障害は重大な結果を招く可能性があります。臓器障害の有無や程度を確認するために、必要に応じて検査を行います。 続きを読む

2.疾患活動性の評価と治療方針の決定


関節リウマチは滑膜の腫脹や関節炎から始まり、軟骨→骨→靭帯→筋肉の破壊→関節破壊へ続き、同時に全身症状をともないます。こうした病気の進行度や症状、患者さんの機能障害の程度などを総合して疾患活動性といいます。疾患活動性は関節リウマチのタイプや発症の時期、また患者さんによりかなり異なります。したがって、…… 続きを読む

1. 鑑別診断


 病気の治療を開始するにあたり、まず診断して病名を確定する事が先決です。関節リウマチも病名が決まってはじめて、この病気としての一般的な治療が可能になります。  関節の痛みは炎症を起す病気や症状の一部が関節リウマチに似た病気は数多くあります。関節リウマチの診断にあたっては、これらの病気との鑑別をつける…… 続きを読む

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