関節の痛みや腫れ
「朝のこわばり」が出るようになると、「痛み」や「腫れ」もともなってきます。
まず、関節を動かした時に痛む「運動痛」がでます。
ついで、何もしなくても持続的に痛む「自発痛」が出るようになります。
さらに関節を指で押すと痛みを感じる「圧痛」が生じます。
これらの症状は「関節の炎症」によるものです。
やがて肩、肘や股、膝などの身体の各所に痛みが広がっていきます。
<ワンポイント>
痛みは「朝のこわばり」とは違って身体の中心に近い部位から始まります。
たとえば手なら手首→指の第三関節→第二関節と末端ほど痛みの発症が遅れます。
これはリンパ球が流れていく経路によるものです。
なお、痛みは多くの部位に広がり、また左右対称の部位に発症するようになります。
これもリウマチの特徴です。
炎症による痛みについで、軟骨や骨が溶け、やがて靭帯は筋肉を含めて関節が壊れる痛みも発生します。