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歯磨きががん予防になるかも?頭頚部がんとの関連を調査 まつクリ院長通信 No.159

ランナーズ2016年7月号 に掲載されました!!
当クリニックの松田 芳和 院長による「背伸びの効用」についての記事と
取材コメントがそれぞれ掲載されています。

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歯磨きががん予防になるかも?頭頚部がんとの関連を調査

– 2万人のデータの解析から-
Annals of oncology : official journal of the European Society for Medical Oncology / ESMO
口腔内や頭から首にかけてできる頭頸部がんは、喫煙や飲酒によってできやすくなります。今回、歯の衛生が関係しているかについて、解析されたので紹介します。

◆頭頚部がんが出なかった人は歯磨きをしていたか?

頭頚部がんと診断された8,925人と、頭頚部がんではなかった12,527人を比較し、歯の状態がよかったかどうかについて調べました。歯の状態の評価として抜歯などで失った歯(喪失歯)の数、毎日歯磨きをするか、毎年歯科医にかかっているか、歯肉の病気がないか、総入れ歯(総義歯)を使っているかを指標としました。

◆歯磨きする人で頭頚部がんが少ない
喪失歯が少ない、毎日歯磨きをする、毎年歯科に行く、歯肉の病気がない人で、頭頚部がんの発生が少なく、総義歯とは関連が見られませんでした。口の中の衛生状態が良いと、頭頚部がんのリスクを減らすかもしれないという結果でした。

院長よりメッセージ

歯磨きで口の中を清潔に保つことは、ほかの健康面でも良い効果があると報告されています。歯磨きは日常のささやか習慣と思いがちですが、健康な人生を送るうえで大きな意味を持っているんですね!食べたら磨く、約束げんまん♪