骨粗しょう症市検診
- 骨粗しょう症検診の対象者 40・45・50・55・60・65・70歳の女性
当院では最先端の医療機器で骨密度測定を行えます。女性の一生と骨量の推移
女性の骨はホルモンの影響を大きく受けます。
女性の骨量は、骨格の完成する思春期まで急峻に増加したのちにもゆっくりではありますが20代半ばまで増え続けます。その後30代後半までは最大の骨量値を維持します。
女性の骨にとって欠かせないのが女性ホルモン(エストロゲン)。
エストロゲンは骨をつくり、骨からカルシウムが溶けだすのを抑える働きをしています。
そのため、閉経によってエストロゲンの分泌が急に低下してしまうと、骨からカルシウムが溶け出す作用のコントロールができなくなって、骨量が急に低下しはじめます。
このように骨量が急激に減少する時期が閉経後5~10年間継続します。
これは女性であれば誰にでもおこることでやむを得ないともいえますが、食事や運動である程度はその減少を抑えられますから、
なるべく骨密度を定期的に測定し骨量が減少しないように心掛けましょう。