2017年10月オープン予定!
変形性膝関節症では肥満解消が大事!
―デンマークでの調査からー Arthritis care & research
変形性膝関節症は関節の軟骨がすり減り、骨の変形が生じる病気で、加齢、外傷や代謝の異常、骨の異常などによって引き起こされます。
肥満の状態では膝に負担がかかるので症状の悪化が危惧されます。
今回、実際に体重の影響が症状悪化の一要因であるかどうかを調べ、減量と症状軽減の関係が報告されたので紹介します。
◆192人の変形性膝関節症を3グループに分けて検討
変形性膝関節症があり、平均体重103.2kgの肥満患者192人を対象としました。
最初は皆同じ食事療法で減量し、その後1年間食事療法のグループ、運動療法のグループ、何もしないグループに分けて減量維持を行い、その効果がどの程度であったかを変形性膝関節症などに見られる痛みなどで判断しています。
◆食事療法でも運動でも、減量をすれば症状が緩和した
著者らは結論として、
「減量を1年間持続する事で維持プログラムに関係なく、変形性膝関節症の症状を改善した」
と述べています。
院長よりメッセージ
体重が症状に与える影響は以前より言われていましたが、1年間という短期間ですが減量を維持できれば症状は改善するという報告は大変興味深い結果ですね。
ただ、運動療法も効果があるというエビデンスは出ています。
長期的にみれば、食事と運動療法の併用がより効果がありそうです。
いずれにしても肥満は百害あって一利なし。
季節は食欲の秋になりますが、気を付けながら楽しみましょうね♪
放射線科からあなたへ
★暮らしの健康に 骨ドック★
日本脊髄脊椎ドック協会 脊椎ガイドラインより
◆骨ドックとは寝たきり予防策
寝たきりの大きな原因として脊髄原因の歩行障害から起こっています。
足腰(土台)の弱体化から老化が始まるからです。
厚生労働省の発表では、自覚症状では男性は腰痛が第一位、女性は肩こりが第二位といわれていますが、これらの症状は脊髄が原因なのです。
◆骨ドックは健康に役立つ
脊椎・脊髄のトラブルは元気な職場活動を低下させます。
仕事や生活の質は足腰の丈夫さが基本となります。
早期発見・早期解決こそが重要で、こじらせてからでは遅すぎるのです。
◆骨ドックは待ち時間なし
骨ドックには4種類のコースがありますが、どれか一つ選んでいただきます。
予約制なので煩わしい待ち時間がありません。
また、予約制なので受付でお申し込みができます。
椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症
脊椎圧迫骨折 後縦靭帯骨化症
黄色靭帯骨化症 変形性脊椎症
すべり症 側彎 脊椎分離症
一部の脊髄腫瘍・脊髄奇形
骨粗鬆症
以上の病気を対象に、問診や検査を行います。
検査結果に基づき、総合的に診断し、今後の骨のアドバイスも含め結果を郵送いたします。
骨の元気は生活の元気です。
プランは4種類あります。
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