メディカルフィットネスfineでは、
高血圧、糖尿病、脂質異常症の診断を受けた方を対象に
メディカル会員制度があります。
ご利用料金を格安でご案内しております。
飲酒でがんはどれくらい増えるのか？米学会の声明
-今ある証拠と今後の課題について- Journal of clinical oncology : official journal of the American Society of Clinical Oncology
飲酒はいくつかの種類のがんを増やすとされます。今回、アメリカ臨床腫瘍学会（ASCO）が飲酒とがんの関係について公表したので紹介します。
飲酒と関連するがんの種類は？
声明は、研究報告に基づいて、以下のがんとアルコールには「因果関係がある」としています。
•中咽頭がん•喉頭がん•食道がん•肝細胞がん•乳がん•結腸がん、さらに膵臓がん・胃がんについても関連が疑われています。
飲酒の影響はどれくらい？
まったく飲まない人に比べて、ヘビードリンカー（1日あたりアルコール50g以上を飲む人）で以下のようにがんのリスクが増えるとされています。口腔がん・咽頭がん 5.13倍、食道扁平上皮がん4.95倍、喉頭がん2.65倍、肝臓がん2.07倍、女性の乳がん1.61倍、大腸がん1.44倍
＊アルコール50gはビールなら1.5リットル程度、日本酒なら2.5合程度に相当します。
院長よりメッセージ
お酒好きな方には耳の痛いニュースかもしれません。
ただやはり健康は何にも代えられません！
休肝日を作って、適量で楽しみましょう。
それが、健康ともお酒とも上手に付き合っていく何よりの秘策ですね(^^♪
頭痛外来とは
みなさん、頭痛外来のことご存知でしょうか。
頭痛は身近な症状で大多数の人は、「頭痛くらいで・・・」という思いから病院には受診せず、「市販薬」を服薬して人知れず、“頭痛”をがまんしていないでしょうか。
当院では月2回ほど（第2週と第4週の金曜日の午後 予約が必要です。） 頭痛に悩まされている患者様の為に頭痛外来の窓口をひらき、様々な患者さんの症状に対して、医学的に診察、検査、診断、お薬の処方を行います。
頭痛の症状を大別すると
一次性頭痛
・片頭痛：
頭の片側、または両側に、ズキンズキンとする痛みが起こります。
吐き気がしたり光をまぶしく感んじたり、音に敏感になるなどの症状を伴い、女性に多いのも特徴的です。
・緊張型頭痛：
長時間に及ぶデスクワークによる頭部の緊張や、精神的なストレスで起こる頭痛です。
頭全体がギューッと締め付けられるような痛みを伴います。
・群発頭痛：
１～２カ月にわたって集中してほぼ毎日起こり、じっとしていられないほどの頭痛と、目の奥がえぐられるような、何かで突き刺されるような激しい痛みが特徴的です。
二次性頭痛
・危険な（致命的な）頭痛：
二次性頭痛のなかには、「見逃されると死につながる」くも膜下出血や脳出血などがげんいんの頭痛が含まれています。
「最初にして最もひどい頭痛」や「普段の頭痛とは異なる頭痛」が起こった時は、早急に受診してください。
・薬物乱用頭痛：
頭痛持ちのかたが頭痛の頓挫薬を慢性的（週２～３回のペースで３カ月以上）に服用することにより、痛みに敏感になって元の頭痛が悪化した状態をいいます。
この他にもさまざまな頭痛があります。
早めの対策が大切！◯
脳の病気は頭痛をはじめ症状は様々ですが、普段症状がなく昨日まで元気だった人が突然、倒れ介護生活になることもあります。
頭痛にお悩みのかたは一度頭痛外来の受診をお勧めいたします。
また、日ごろの生活習慣も大切ですが、定期的な脳ドックで脳卒中を予防することも賢い生活習慣です。
H29年度の３万円助成金は3月３１日までです。
予約に限りがございますので、ご希望の方はお早目のご予約をお願いいたします。
