【第3回市民公開講座開催 決定！】
ゲストは日本国民ならみんな知ってる柔道家 野村忠宏氏をお迎えして開催いたします！
今回は新型コロナウイルの影響でオンラインでの開催となりますが、何卒宜しくお願いします。
＜開催日時：2020年9月27日（日） 13時から＞
※詳細はパンフレットをお待ちください
脂肪由来幹細胞（Adipose derived stem cell： ASC）治療スタート！
当院では2年前に厚生労働省から第二種再生医療等提供計画の認可を受け、血液を使用したPRP（多血小板血漿）療法を使用してきました。
臨床成績をまとめ、今年の再生医療学会で報告し、その内容は国内論文と来年開催予定の国際学会に投稿中です。
また、英文ジャーナルへの投稿へ向けて鋭意準備中です。
今回、脂肪組織中に含まれる体性幹細胞である脂肪由来幹細胞を用いた再生医療を開始することとなりました。
先日、1例目の患者さんから無事に脂肪採取を行いました。
採取した脂肪組織は再生医療センターに送り、幹細胞を抽出して培養されて送られてきます。
新たな治療法を提供できる喜びを感じています。
ASC治療とは？
ASC（脂肪由来幹細胞）は皮下脂肪組織から採取した幹細胞です。
幹細胞とは、多分化能と自己複製能に代表される2つの能力を併せ持つ細胞のことです。
ASC治療は、この「細胞を作り出す力」を損傷部位に注入することで、損傷した組織の修復を期待する再生医療と言えます。
ASC治療に期待される効果
抗炎症作用と組織修復作用効果があるとされています。
幹細胞には当院で行っているPRP（多血小板血漿）療法にはない「分化能」が備わっているため、そのポテンシャルは高く、多くの可能性を秘めています。
院長よりメッセージ
医療人として、しっかりデータを分析し結果を公開していくことが大切と考えております。
引き続き、関節治療の課題、解決にコミットすべく邁進していきます！
