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原発性骨粗鬆症の診断基準について まつクリ院長通信 No.442

【当院では新たに脊椎専門外来スタート!!】 
2022年4月より脊椎専門外来を開始いたしました。
脊椎専門医の先生(真鍋先生・角田先生・石綿先生)にご担当いただいております。
長らく腰痛で苦しまれている方がおられましたら診察時にご相談くださいませ。
  
真鍋先生:東前橋整形外科病院 副院長 脊椎外科センター長
角田先生・石綿先生:脊椎外来



原発性骨粗鬆症の診断基準について

骨粗鬆症とは骨密度の低下によって骨が脆くなり骨折しやすくなる疾患で、閉経後の女性に好発します。骨折によって自立機能が障害され、寝たきりなど高齢者のQOL低下の大きな要因になっています。主に閉経や加齢が原因となる原発性と、ステロイド性などのその他の要因による続発性に分類されます。

脆弱性骨折の有無がポイント

脆弱性(ぜいじゃくせい)骨折とは、わずかな外力で生じる骨折のことで、一般的には立った高さからの転倒を基準とし、それより弱い力で生じた骨折を脆弱性骨折と言います。背骨の椎体または大腿骨近位部(付け根)に骨折がある場合は、骨密度によらず(どんなに骨密度が高くても)骨粗鬆症と診断されます。橈骨遠位端(手首の付け根)や上腕骨近位部(上腕の付け根)、肋骨や骨盤の骨折がある場合は、YAM値(若年者の平均骨密度)と比較して80%以下であると骨粗鬆症となります。また、脆弱性骨折がない場合はYAM値の70以下(もしくはTスコア≦-2.5SD)で骨粗鬆症となります。

院長よりメッセージ

骨粗鬆症による脊椎の椎体圧迫骨折や大腿骨近位部 骨折などは寿命を縮める事が分かっています。受傷後 の5年間の生存率はそれぞれ約80%、約50%という データがあります。まずはしっかり診断を受け、結果に応じて適切な治療を受ける事が重要です。

~クロード・モネという画家をご存じですか~

こんにちは!医事課の田中です。
突然ですが、クロード・モネという画家はご存知でしょうか。
印象派を代表するフランスの画家で、代表作「印象・日の出」は印象派の名前の由来にもなりました。先日、上野の森美術館で「モネ 連作の情景」という企画を開催しており私も行ってまいりました。
ポスターにも記載されていた「100%モネ」というキャッチフレーズの通り全ての展示がモネの作品のみであり、最初の作品から感動で思わず涙が溢れそうになりました。もはや、溢れていたかもしれません。作品を通じて心の琴線に触れるというのはこういう事か…と感じました。
連日多くの方で賑わっていたらしく、モネのオリジナルグッズが置いてあるショップへ入るのにも 30 分並んだ方がいらっしゃったとか…。
そんな多くの方から好まれ、愛されているクロード・モネについて簡単にご紹介したいと思います。

商家の息子としてパリに生まれ、ル・アーヴルで育ちます。
1859年パリへ出て、アカデミー・シュイス(パリで開講されていた私立の画塾)で出会ったピサロ・グレールのアトリエで知ったバジール、ルノワール、シスレーら、そしてモネを中心とした画家たちのグループを形成します。60年代末に風景や都市風俗を戸外で直接カンヴァスに描く過程で、光や空気の微妙なふるえを、筆触分割と明るい色調で伝える印象主義を生み出し、70年代を通じ印象派の中心的存在となります。
80年代末から、「積みわら」「ルーアン大聖堂」などのモティーフが、刻々と変化する光を受けて変貌する様相を連作という形式によって表現しました。83 年よりジヴェルニーに移り住み、同地で没するまで、自宅の庭に作った睡蓮の池を制作の場としました。光と大気に包まれた事物の描写を追求する過程で、光と色のエッセンスに凝集された絵画の自律性を獲得しました。

モネといえば「睡蓮」と想像される方がほとんどだと思います。この「睡蓮」なんと群馬県高崎市にある群馬県立近代美術館で観ることができます。
モネの他にも、カミーユ・ピサロ、パブロ・ピカソ※本名は長いので省略しました(笑)等名立たる画家の作品が展示されています。
館内は落ち着いており自分のペースで鑑賞することができます。公園もあり天気がいい日には散歩するのもお勧めです。これを機に美術館で癒されてみてはいかがでしょうか。

参考:群馬県立近代美術館

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