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変形性膝関節症(knee osteoarthritis,膝OA)について まつクリ院長通信 No.445

【当院では新たに脊椎専門外来スタート!!】 
2022年4月より脊椎専門外来を開始いたしました。
脊椎専門医の先生(真鍋先生・角田先生・石綿先生)にご担当いただいております。
長らく腰痛で苦しまれている方がおられましたら診察時にご相談くださいませ。
  
真鍋先生:東前橋整形外科病院 副院長 脊椎外科センター長
角田先生・石綿先生:脊椎外来



変形性膝関節症(knee osteoarthritis,膝OA)について

変形性膝関節症(以下、膝OA)は、治療が必要な人が約1,000万人、症状が出ていない方を含めると約3,000万人いると言われています。加齢とともにその有病率は高くなり、40歳代では男女とも約10%ですが、50代で男性25%、女性30%となり、女性は60代で約60%、70代で70%、80歳を超えると80%を超えてきます。男性でも70歳以降は50%を超えてきます。

早期膝OAの病態に注目

初期膝OAは単純X線を用いたKellgren-Lawrence分類(グレード0から4)のグレード2を指すのに対し「早期膝OA」はグレード0および1を指します。これは従来では膝OAではないと考えられてきた段階になります。ただ、X線で異常が見られない状態でもMRIを撮影すると、軟骨の変性や亀裂,欠損,あるいは軟骨下骨の変化,半月板の位置異常(逸脱)や変性や損傷,滑膜の炎症等の関節構造物に何らかの構造的変化をきたしていることをよく経験します。

内側半月板の逸脱が膝OA発症に関与している

内側半月板が本来存在すべき位置から内側に移動して存在する内側半月板逸脱が存在すると,膝OAの発症と進行のリスクが高くなることが明らかとなっています。また,単純X線検査で判断する膝OAの有無にかかわらず,中高年者においては加齢とともに半月板損傷の有病率が高くなることも明らかになりました。また、半月板損傷が膝OAの発症に大きく関与することも示されています。

院長よりメッセージ

レントゲンで異常がないから問題なしではありません。むしろ MRI で半月板損傷や逸脱があった場合は膝OA発症や進行のリスクがあります。膝の痛みがある方はMRIでしっかり精査することをお勧め致します。また、「膝ドック」で自分の膝の状態をしっかり知っておくことが大切です♪

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料金
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