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変形性膝関節症(以下膝OA)の最近の知見について まつクリ院長通信 No.410

【当院では新たに脊椎専門外来スタート!!】 
2022年4月より脊椎専門外来を開始いたします(第1土曜日と第2土曜日)。
2名の脊椎専門医の先生(真鍋先生/角田先生)にご担当いただきます。
長らく腰痛で苦しまれている方がおられましたら診察時にご相談くださいませ。
  
真鍋先生:東前橋整形外科病院 副院長 脊椎外科センター長
脊椎外科センター 角田先生



変形性膝関節症(以下膝OA)の最近の知見について

膝OAは日本の中高年が多く罹患する疾患であり、痛みなどの自覚症状を有する患者さんは約800万人、潜在的な患者数は2,500万人以上と推定されています。今回から数回にわたり発症のメカニズムや治療、予防などについて最近の知見を紹介します。

発症メカニズムの認識が変わりつつある

膝OAは関節への過剰な力学的ストレスの繰り返しが関節軟骨の変性や摩耗、および骨の増殖性変化(骨棘形成など)を生じさせ、最終的に関節全体の不可逆的な変形へと進行する退行性疾患と考えられてきました。
しかし最近では、関節軟骨の変性に先立ち「半月板の逸脱や変性、断裂」または「骨髄の病変(骨髄浮腫など)」が先に生じて、最終的に関節軟骨の安定性の破綻につながって、病態が形成されるのではないかという研究報告が多くみられています。

形態の変化が起きる前から、関節軟骨内には変化が生じている!

関節軟骨に不可逆的な変化が生じるよりも早い段階のことを「早期膝OA」と言います。
定義はまだ統一されていませんが、要点をまとめると早期OA膝とは「膝関節の痛み」があるが、レントゲンでは形態学的な変化が認められない状態のことを言います。
つまり、レントゲンでは異常がないケースでも、すでに膝関節内、関節軟骨内には何らかの変化が生じている事があることを意味しています。

院長よりメッセージ

大切なのは、この早期膝OAの状態、段階から治療介入することで、疾患の進行を抑制できる可能性があるのです。これを見つけるのがMRI、特に膝ドックです♪