【当院では新たに脊椎専門外来スタート！！】
2022年4月より脊椎専門外来を開始いたします（第1土曜日と第2土曜日）。
2名の脊椎専門医の先生（真鍋先生/角田先生）にご担当いただきます。
長らく腰痛で苦しまれている方がおられましたら診察時にご相談くださいませ。
真鍋先生：東前橋整形外科病院 副院長 脊椎外科センター長
脊椎外科センター 角田先生
膝関節へのヒアルロン酸注射は効果があるのか？
変形性膝関節症（以下OA）の治療としてヒアルロン酸注射が良く行われます。
では本当に効果があるのでしょうか？
そもそもヒアルロン酸注射とは？
体の中にもともと存在するヒアルロン酸と同じ成分の製薬を使用した治療です。
粘り気や弾力性を持ったヒアルロン酸を膝関節内へ注入することで、炎症をやわらげて痛みを緩和したり、膝の動きを改善し軟骨を保護する効果が期待できます。
日本整形外科学会の変形性膝関節症診療ガイドラインでも、膝OA患者において有用な場合があるとして、推奨強度は87％と位置づけられています。
ヒアルロン酸注射はどの程度のペースで行うのか？
ヒアルロン酸注射は、週1回の投与を5週続け（１クール）、その後は効果に応じて2〜4週に1回というペースで行われるのが一般的です。
１クールを繰り返して行うことでより効果が得られる場合もあります。
ヒアルロン酸注射をいつまで続けるのか？
基本的に、注射による効果がある場合は、注射による治療を継続していきます。
しかし、ヒアルロン酸注射は全ての患者さんに効果がでるわけではありません。
０A初期には有効ですが、進行するにつれて徐々に効果が得にくくなります。
院長よりメッセージ
進行したケースで注射の効果がない場合は他の治療法が必要になります。どのような治療がベストなのか一緒に考えて決定していきましょう。
今年もつらい花粉症
自覚症状がなくても油断は禁物
花粉症は、アレルギー性鼻炎の１つで、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが主な症状です。
日本においては花粉症を引き起こす植物はおよそ50種類ありますが、スギ花粉症患者はもっとも多く、人口の約16％のおよそ2000万人がいるとされています。
近年では、ヒノキ花粉症やその他の花粉症患者も増えています。
花粉症を発症するまでのメカニズム
花粉症を悪化させるNG習慣
睡眠不足にならないように、規則正しい生活を！
睡眠が足りてないと免疫やホルモンバランスを崩しやすくなり、花粉症の
症状を悪化させる原因になってしますことがあります。
ストレスの溜め込みは、花粉症の大敵！
ストレスは自律神経を狂わせたり、免疫のバランスを崩すと言われています。
免疫のバランスが崩れると、ちょっとの花粉に対しても過剰に反応してしまう場合があります。
アルコールの飲みすぎは、症状の悪化に！
お酒は血管の拡張させてしまい、鼻づまりや目の充血などの症状を起こしやすくしてしまいます。
さらに、おつまみとして食べるものには高タンパク、高脂質のものが多く食べ過ぎると免疫力を低下させ、花粉症にはよくないと言われています。
