抗うつ薬は８割の患者に無意味！？　まつクリ院長通信 No.244

抗うつ薬は８割の患者に無意味！？

独協医科大学埼玉医療センターこころの診療科　井原裕教授
うつ病は、気分がひどく落ち込む、好きなことでも興味がわかない、何事にも意欲が起きない、といった状態になる病気です。
眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体的な症状も表れます。

処方は急増…でも効果は限定的

抗うつ薬の販売額は１０年足らずの間に５倍以上に急増、うつ病で治療を受ける人も約１００万人と、２・５倍に増えました。
しかし、抗うつ薬の効果はそれほど大きくないと報告されています。

効いているのは５人に１人

２０１０年、米国ペンシルバニア大学の研究チームが、「うつ病の症状が軽いか中程度の場合、抗うつ薬には効果がみられない」と報告しました。
その他にも抗うつ薬の効果が限定的なことを示す研究は少なくありませんでした。
井原裕教授は「抗うつ薬が本当に効いているのは、うつ病の５人に１人。残りの８割の人には、薬は無意味です」と言います。

院長よりメッセージ

井原教授によれば「うつ病の治療は、薬物療法より生活習慣の改善の方が重要」で中でも大切なのが、睡眠不足の解消だそうです。
良い睡眠をとるには、適度な運動も必要ですね。
また、アルコールは睡眠の質を低下させますので飲み過ぎは要注意です。
良い睡眠と適度な運動は生活の基本ですね！
日頃から心がけましょう(^^♪

放射線科からのお知らせ

まつだ整形のパーソナルトレーニングをご存知ですか？

パーソナルトレーニングとは？

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